結核について
当院は福岡市内で結核病床を有する唯一の病院です。
日本結核・非結核性抗酸菌症学会が制定する認定医や指導医の資格を有する医師が5人在籍しており、結核を専門的に治療することができる病院です。
結核は過去の病気ではありません
わが国において結核は年々減少しつつありますが、2018年においても、毎日43人の方が日本のどこかで結核を発症し、6人の方が結核で亡くなっています。結核は決して珍しい病気ではなく、依然としてわが国の重大な感染症なのです。
世界的にみて日本は結核発生数の少ない国といえますが、欧米諸国と比べればまだまだ多いのが現状です。一刻も早く欧米諸国の水準に追いつくようにこれからも努力をする必要があります。
結核は人から人に伝播します
結核はインフルエンザなどと違って、感染してもすぐ発病するわけではありません。ゆっくりと進行するので、病院を受診することが遅くなることがあります。自分が結核と気付かず、咳をしたときに結核菌が空中に飛散し周りの人たちにうつしてしまうことがあります。
こんな症状ありませんか?
せき、たん、微熱が長く続く場合は要注意です。風邪かなと思っても、それが3週間以上つづく場合は要注意です。是非私どもの病院に御相談ください。
気になったら
まずはお気軽にご連絡ください。 西福岡病院 TEL:092-881-1331 FAX 092-881-1333