治験について
新しい薬を創るためには国の審査・承認が必要です。そのために行われる試験を治験と言います。
治験管理室では患者さまが安心して治験に参加して頂けるよう支援しています。

くすりが誕生するまで
「くすりの候補」が「くすり」となって使われるようになるためには、人での効果と安全性を調べることが必要であり、このための試験を「治験」と呼んでいます。治験は参加される方の権利が守られるように、国が定めたルールのもとに行われます。
くすりの候補になるものを探します。
動物での試験が行われ、効果と安全性を調べます。
人での効果と安全性を調べるための試験を行います。
国へくすりの承認申請をします。
くすりの誕生
治験のステップ
当院では、主に第Ⅱ相試験と第Ⅲ相試験を実施しています。
少数の健康な成人の方、または少数の患者さんを対象に効果と安全性を確認します。
少数の患者さんを対象に効果と安全性とともに効果的な使い方について確認します。
多数の患者さんを対象に効果と安全性を確認します。すでに使われているくすりと比較して確認することもあります。
治験管理室の紹介
治験管理室には現在2名の治験コーディネーターが勤務し、患者さんが安心して治験に参加していただけることを第一に考えて治験をサポートしています。
当院では1998年より治験を開始し、これまでに各診療科で99件(2024年10月現在)の治験を実施しています。
医師を中心として治験コーディネーター、薬剤師、検査技師が専門的に実施しています。

治験依頼される方へ
当院ではGCPに基づき安全、品質向上に努め25年以上の実績があります。直接閲覧室として監査も対応できる個室を完備しております。治験へのご相談等は、治験管理室にお声掛けください。
- 治験管理室
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西福岡病院 外来棟1階 26番