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リハビリテーション科

緑あふれるリハビリテーション室で

当院リハビリテーション科は、リハビリ室の窓から見える美しい木々を目前に、笑顔を忘れず、健康な生活を取り戻すためのリハビリを全力で提供しています。

私たちは、患者様一人ひとりの状態や目標に合わせたオーダーメイドのリハビリを行い、「楽しい」「前向きになれる」時間づくりを心がけています。また、情熱・熱意を持ってリハビリテーションを提供し、「楽しかった」と言って頂けるように日々業務にあたっています。常に患者様の立場に立ち、安全かつ質の高いリハビリを提供し、家庭や社会へ円滑な復帰を全力で支援いたします。

リハビリを通じて、心も体も健やかになれるよう、職員一同取り組んでいます。

リハビリテーション科ご紹介

日々「整形外科疾患」「脳血管疾患」「神経・筋疾患」「廃用症候群」などの幅広い疾患に対して、入院・外来リハビリを行っております。その中でも、呼吸器専門医が充実している環境もあり、「呼吸器疾患」のリハビリテーションを積極的に行っております。運動機能の改善や正しい呼吸法の習得により、日常生活における息切れの軽減を図ります。在宅酸素療法では、酸素ボンベや酸素濃縮装置をどのように生活に取り入れていくか、ご一緒に考えてまいります。

人員構成

理学療法士(PT) 21名
作業療法士(OT) 9名
言語聴覚士(ST) 2名
リハビリ助手 2名

理学療法士とは

理学療法士PT(Physical Therapist)は、医師の指示のもと、病気や外傷などにより身体に障害を持った方に対して、運動療法・物理療法・日常生活動作訓練などを行います。

主に、基本的動作能力(起き上がり・立ち上がり・歩行など)の回復を目指します。

作業療法士とは

作業療法士OT(Occupational Therapist)は、医師の指示のもと、病気や外傷などにより身体に障害を持った方に対して、諸機能の回復・維持および開発を促す作業活動を用いて訓練を行います。

主に、上肢の運動機能・巧緻性・日常生活動作・高次脳機能の向上を目指します。

言語聴覚士とは

言語聴覚士ST(Speech Therapist)は、医師の指示のもと、構音障害や失語症のある方に対してコミュニケーション訓練を行います。

また、摂食・嚥下に問題がある方に対しては、多職種と連携して摂食機能療法を行います。

施設基準

  • 運動器リハビリテーションⅠ
  • 脳血管疾患等リハビリテーションⅠ
  • 廃用症候群リハビリテーションⅠ
  • 呼吸器リハビリテーションⅠ

専門資格

  • 3学会合同呼吸療法認定士 4名
  • 住環境福祉コーディネーター2級 5名

提供サービス

入院リハビリ

患者さんの個々の状態に対応できるよう、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を各病棟に配置しています。

急性期から回復期のリハビリ、さらに維持期のリハビリまで、切れ目のないリハビリサービスを提供しております。

外来リハビリ

疾患別リハビリ(医療保険)の期限内であれば、「整形外科領域、脳血管・神経変性疾患等、呼吸器の外来リハビリに対応しております。

また、疾患別リハビリの期限が過ぎて、「要介護認定」を受けておられる患者さんは、「短時間デイケア」にて継続してリハビリを提供することができます。

介護保険サービス

入院でのリハビリを終えた患者さんが、退院後の在宅生活へスムーズに移行できるように介護保険でのリハビリの提供を行っております。

  • 短時間デイケア
  • 訪問リハビリ

チームアプローチの実践

入院時
入院時リハビリカンファレンス

患者さんの状態をチームで確認・共有し、今後の目標を設定します。

随時
転倒・転落予防カンファレンス

安全な入院生活を過ごしていただくために、転倒リスクの高い患者さんに対しては「環境面の調整」「適切な補装具の選択」「移動時やトイレ時の介助方法」などについて病棟スタッフと検討し、予防策を講じています。

週1回
病棟カンファレンス

リハビリの進捗や患者さんの状態を把握し、それぞれの専門職の視点で評価します。

退院時
退院前カンファレンス

退院後の生活環境や必要な介護サービスについて、ケアマネージャーなどの在宅チームと一緒に検討し、決定します。

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